【11-4】シャビーシックなインテリア
ちょっと使い古したような家具とガーリーなフリル。一見ミスマッチなようですが、この組み合わせは「シャビーシック」なインテリアによく見られるベストコンビ。雑誌などに素敵なコーディネート例が紹介されることがありますね。

シャビーシックなインテリアはここ数年注目されています。使用感のあるファニチャーとふんわりとしたファブリックなどのもたらす独特の安心感には、癒しの効果も。お部屋に取り入れてみたいと思われた方も多いのではないでしょうか?

でも、パッと見は正反対の性質に見える、「古ぼけた感じ」と「甘いテイストのアイテム」を合わせるのはけっこう難しいもの。今回はこれらを上手くコーディネートしていくコツをご紹介しますね。



そもそも「シャビーシック」ってどういう意味?


「シャビー」とは、英語で言うと「shabby」。「使い古した」とか、「古ぼけた」という意味です。「シック」は「chic」。「粋な」あるいは「上品な」ということ。一見「相反する」これらのテイストを微妙に上手く組み合わせて、「きれいだけれど、どこか古ぼけた感じ」に仕上げるのが「シャビーシック」。白、クリーム色などの薄い色を基調にしたインテリアに、使い古したようにペンキのはげかかった家具などを取り入れ、レースやフリルでガーリーさを加えたものが典型的です。

えっ? 「古ぼけた」って……みすぼらしい感じにならないの? という疑問が湧いてくるかもしれませんね。そうですね。そこが腕の見せどころ。例えば、ペンキのはげかかった家具を取り入れるときも、はげ方の度合いに気をつけます。きたならしい感じのはげ方はNG。本当はあまり古くない家具にエイジングペイントなどを施して、ほどよい古さを演出するのも良いでしょう。


この2つの異なるテイストの組み合わせに成功すると、癒しの空間が生まれます。レースやフリルといったアイテムがドリーミーな雰囲気を生み出し、ストレスの多い日常から離れた夢見心地の気分にさせてくれます。また、少し古ぼけた家具は、“肩の凝らない”感じがして、安らぎを与えてくれるのです。



いい意味でのアバウト感を大切に


この、“肩の凝らない感じ”が大切なので、全体的に、いい意味でのアバウト感を出すというのもシャビーシックを成功させるコツです。

例えば、セットはタブー。家具や小物は全てセットもので揃えるのではなく、異なるものを組み合わせるといいでしょう。リラックス効果を生むには“整っていない感”が必要なのです。すりガラスのランプシェードなどで、はっきりしないあいまいさを出すのもいいですね。


“いかにも”は禁物


ただし、いくらあいまいでアバウトな感じがよいと言っても、ただぼや~っとしているだけでは、だめです。どこかにポイントが必要。シャビーさにこだわるあまり、どこか侘しい感じ、寂しい感じのインテリアにならないよう注意しなければなりません。それには、個性が必要です。

インテリア雑誌から抜け出てきたような、「シャビーシックでしょ」的なコーディネートは、ともすると、無個性なものになりかねません。上手く真似したつもりでも、どこかぼんやりした感じになってしまうことも。いかにも~は禁物。つまらないものになってしまうからです。

例えば、手作りのものなどを加えるのもいいでしょう。また、個性的な色にトライするのも一案。一般的にはパステルピンクや水色が取り入れやすいのですが、ペパーミント系や、グリーン系、パープル系などもアリ。また、一点ものの家具とか、掘り出し物のアンティークランプなどといったユニークなアイテムがあると、より効果的です。

ぜひ、他のどこにもないシャビーシックを実現してみてくださいね。


参照元:
・Shabby Chic Interiors: 10 Design Tips

・Inspiring interiors showcasing shabby chic style

・3,510 shabby chic interiors ideas Home Design Photos

photo credit: vidalia_11 via photopin cc